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八王子新市民会館(オリンパスホール八王子)

新しい八王子市民会館は既存会館(1962年竣工)の老朽化や機能の不備に伴う建替えの必要性から、再開発ビルの低層棟に計画された。駅からの手軽なアクセスとともに演劇やコンサート等の多様な舞台芸術に対応できる機能に加えイベント・展示機能を備え、市民の日常生活の中に芸術文化が定着するきっかけとなる施設を目指した。

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撮影:クドウフォト

2階席から舞台をのぞむ

ホールの特徴 ①舞台と客席の一体感、②音が良く見やすい、③多様な世代に利用される親しみやすさ

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撮影:クドウフォト

1階からサイドバルコニーをのぞむ

舞台と客席の一体感は、可動の前舞台、2層のバルコニーが舞台を取り囲む配置、最大でも30m程度(前舞台利用時)の視距離等により、演ずる側と見る側が親密な関係となるよう留意した。
音響面では、2,021席と言う大きな規模であるが側壁・天井形状・音響反射板等の工夫により音の響きの良く(満席時で1.9秒の残響時間)クラッシックコンサートに十分対応できるホールである。また、適切な客席勾配、千鳥配置の客席、クラスター形のバルコニー席、手すり形状の工夫等により、どの席からも舞台が良く見える配慮がなされている。

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撮影:クドウフォト

客席と舞台の一体感をつくり出す囲み型の客席配置

子ども、若者からお年寄りまでの幅広い利用者でいつでも賑わうホールを目指し、内装は暖かみのある木を多用しながら格調が高くモダンな印象とした。

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撮影:クドウフォト

グランドホワイエ

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撮影:クドウフォト

ホワイエをつなぐ階段

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