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昭和館

この施設は、戦没者遺族の援護施設の一環として、戦没者遺族の経験した戦中・戦後の国民生活上の労苦に係る歴史的資料・情報を収集・保存し、後世代にその労苦を知る機会を提供する。
平和追求へのメッセージ、後世に伝える耐久保存建築のプロトタイプ、エコ・テクノロジーの環境建築をコンセプトに、周辺環境への参加、無理のない防災的な平面計画、敷地の高低差を利用した多様なアクセスを実現し、2階広場はオープンスペースとして、優れた眺望と、待合い・集合・休憩の場を提供する。
外観は、敷地の制約条件と、屋外周辺と内部の有機的空間を考え、柔らかな曲面で構成される。空間構成は、上部に資料部門、下部に管理部門、中間に一般開放の広場を設けた三層構成となっている。

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2階ひろば
オープンスペースとして様々な用途に利用することができる。直線的な外壁に対し、広場の内側を囲む壁は曲面でブロンズ色を用いた暖かみのある雰囲気とし、床の石の模様は握手をモチーフとし、多くの人々との出会いを表している。
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